2015年10月27日火曜日

医学会パーティー出演で熊本へ行きました

熊本城に一番近いホテルの大宴会場で開催された眼科医療関連の学会総会パーティーで、ステージショーとフロアパフォーマンス、受付に装飾オブジェをつくりました。

九州は以前に鹿児島、福岡でイベント出演しましたが、熊本は初めてです。遠いイメージがありますが、飛行機移動だと羽田から2時間くらいで、そんなに遠くはないんですよね。
パーティーに参加されていたのは眼科医さんと看護士さん、病院スタッフさん、製薬会社や医療関連企業の社員さん。眼科医療に関連する学会総会の懇親会パーティーでした。

私はこれまでに何度か眼の手術を受けているのですが、そのうち2回、執刀してくださったお医者さんが今回の学会総会の事務局を担当されていて、懇親会を盛り上げにきて欲しいとご依頼をいただきました。

ステージショーは短めに1作品のみ、さくっと作りました。来場者の皆さんは眼科医療に関わっているので、作品作りを披露するだけでなく私の眼の手術中のエピソードなども話したところ、トークが一番ウケてました 笑

その場、その機会に合わせたトークができるって、どんなジャンルのパフォーマーでも大事なことですね。特にパーティー演出の場合はTPOの大切さはいつも感じますし、意識します。

ステージショー後はすぐにフロアを回ってパフォーマンスをしました。「こっちにきてー」とたくさんリクエストをいただいて、あちらこちらで披露しつつ、出来た作品をプレゼントして喜んで頂きました。

つくった装飾は受付用にお花のオブジェ、そして眼のプリントバルーンを使った抽象的なオブジェ。青ベースに赤の刺し色は学会総会カラーに合わせてみました。モチーフは特にありませんが「眼の風船もあるんだ!」と、ざわつかれていました。

遠方の場合、アトリエから作品を車で運ぶということができません。作品を送るにしても費用も手間もかかってしまいます。今回は飛行機移動して、現場に早くに入らせて頂いて1時間くらいでつくりました。ショーやパフォーマンスの準備もあるので、装飾はこれくらいの分量になりましたが、装飾が少しでも入ると雰囲気が変わるのでパーティー演出には欠かせないと思います。



翌日は熊本を観光しました。
パーティーの翌日は東京に戻る移動日でしたが、初めての熊本なので午前〜昼過ぎまで時間をとって、観光してきました。

歴史のある建物が残る地域を歩き、文化財指定されている建物で営まれているカフェで店員の方と景観保全について語り合ったり、水前寺公園まで市電(路面電車)に乗って遊びに行きました。

路面電車って絵になりますね。もちろん移動にも便利なんですが、街の景観に生き生きとした活力を与える存在だなぁと思いました。熊本らしい街の風景をつくりだしてますね。
 





水前寺公園は水前寺成趣園というのが正式名称。回遊式庭園で、とても有名で歴史があります。中心の大きな池の周りを回遊できるようにつくってあり、庭木も芝も管理が行き届いていて、素晴らしい風景! もう何時間でも居れそうな快適な場所でした。

西日本随一の薪能の舞台もあり、雰囲気のある建物が気持ちのよい空間にありました。この舞台で舞踊することはとても名誉なことなのでしょう。こういった伝統や歴史のあるものには圧倒されます。

残念なことに高層マンションが園の周辺にいくつも建っていて、素晴らしい眺めのさきに、高層ビルがで〜〜んと構えているところが何カ所もありました。これでは興醒めですね。

周辺の環境を景観配慮の観点でコントロールするというのは難しいことですが、今ある貴重な場所を優遇して守っていく、それがこれからの社会のあり方なんじゃないだろうかと考えさせられました。

マイナス点はそれくらいで、本当に素晴らしい庭園でした。

もっと長居したかったのですが、フライトの時間があるので園を後にしたところ、道路に赤い毛氈がまるでレッドカーペットのように敷かれていました。聞けば、これから新郎新婦がここを通り、園内の神社で式を挙げるとのこと。行列はとてもいい雰囲気でした。最後に嬉しいハプニング付きで良い思い出になりました。


今回は熊本城は時間の都合でパス。また熊本に来る機会があれば行ってみたいですね。


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