2021年5月15日土曜日

イベントを開催して良いのかどうか迷っている方へ


イベントを開催して良いのかどうか迷っている、

というお声をたくさんいただいています。


どのように考えたら良いのかは、専門家の方達が実際にどのように振る舞っているかをみれば、少しはヒントが得られるのではないでしょうか。


たとえば、日本感染症学会は5月7日から3日間、パシフィコ横浜会議センター(大きな会場)で

学会(イベント)を開催していたようです。


私は学生時代、造園学会で論文発表したり、専門に近い分野の先生方の講演・シンポジウムに参加したことは良い思い出です。やはり、こういう機会は学生や若手研究者にとってはとても大切だし、無闇に取り止めるのではなく、できる環境を整えてやっていこうということなんでしょう。




また、日本の開業医代表の医師会会長が自らパーティーの発起人となりパーティーに参加していたのが4月20日。

「日本国中が自粛するべき」と強力なメッセージでお馴染みの会長です。飲食を伴わない形式にし、ほかの対策もきっちり行なっているので問題ないという趣旨のコメントを残しているそうです。こういった工夫を見習って、ちゃんと対策をすることが大切ということでしょう。

日本医師会・中川俊男会長が政治資金パーティーに参加していた






どちらも、しっかりと対策をしての催行で、自粛が叫ばれる時期に開催されています。

つまり、イベントの企画を考える上では、対策ができなければ中止も止むなし、対策ができれば催行は問題ないということを実践的に示した例として参考になると思います。


私としても、自分の身をリスクに晒すことにもなりますので、しっかりと対策を取る気がないイベントには関わるのは厳しいと思いますが、対策をとるということであれば、お役に立つように工夫をするのがイベント関連のプロとしての態度だと考えています。