シリーズ中は西武プリンスドームも黄色一色。様々なイベントが実施されました。例えば林家木久扇さんのセレモニアルピッチ、歴代のヒーロー戦隊のイエローのみが集結したステージ、西武鉄道の車両をモデルにしたフワフワも出ていました。さらに黄色パッケージのポリンキー、トウモロコシ、バナナが用意されていたり・・・。(バナナはバナナアートに挑戦しようということでした。)
風船職人SHINOはこのイベントに5日間全て出演し、黄色い作品ばかりを作るイエロー・バルーンアートショーのパフォーマンスと、黄色のディスプレイを飾りました。
記念ユニフォームのSEIBUのロゴの大きなディスプレイは記念撮影スポットとして、ファンの方が楽しそうに写真を撮ってくれていました。
マスコットキャラクターのレオも作りました。イエローシリーズの黄色のユニフォームを着せてみました。目も髭も眉毛も風船でできています。
記念ユニフォーム自体のバルーンアートも作りました。ファンの方々には、この作品の後ろに立って、バルーンアートのユニフォームを着ているように見える写真を撮るのが大人気でした。
屋内に飾る場合は、作品をコーティング制作すれば数日間〜2週間くらいは飾れるのですが、屋外に飾ると作品は保ちません。特に酷暑の屋外は最悪に近い環境ですから、陽が和らぐ時間帯から飾らせてもらいました。5日間、毎日新品を飾ったので、期間中、写真のディスプレイセットを5つ作りました。
ライオンズ球団のご担当者から「ショーは黄色の作品だけでやってください。イエローシリーズなんで!^^」とリクエストをいただきましたので、黄色縛りのショーを考えました。
そして衣装にも黄色を取り入れてみました。バルーンハット、シャツ、靴を黄色にして、他の色も合わせてみました。全身がまっ黄色だと周りの黄色と同化してしまって目立ちませんし、黄色い作品しか作らないのに、衣装も全部黄色だと、ショーでつくる作品も目立ちません。なので、このくらいが丁度良いと思いました。
黄色推し!というテーマがハッキリしていたので、バルーンアートディスプレイもバルーンパフォーマンスも強烈に黄色をアピールしました。来場客のファンの皆さんも黄色のユニフォームを着用されている方が多く、楽しく印象的な時間・空間を創ることができたように思います。
今回は、私が経験したなかでも最も暑い日の屋外現場でした。私もスタッフもかなり日焼けしました。日焼け止めを塗らなかったら、きっと今頃、肌がひどいことになっていたでしょう。それくらい日差しがきつく、熱中症にならないようにスポーツドリンクを1L飲んだり、設置中は帽子をかぶって首に濡れタオルを巻いてハーフパンツで、まるでADみたいな格好で作業しました。
真夏の屋外の大変さはありましたが、ショーの後はイベント気分を楽しみました。屋台のカルビ串やチーズ豚串を食べながら広場でゆっくりしていて、空を見上げると夕焼けに照らされた雲が美しく、「暑いけど明日も頑張ろう!」と活力をもらいました。
ある日の帰りには、ちょうど立川の昭和記念公園の花火が上がっていて、車窓からキレイな花火を見ることもできました。
ある日の帰りには、ちょうど立川の昭和記念公園の花火が上がっていて、車窓からキレイな花火を見ることもできました。
しばらく暑い日が続くようですので、みなさんも熱中症に気をつけて、この夏を乗り切りましょう。