そこで、熱帯、温帯、乾燥帯、寒帯の4つのテーマでディスプレイを作りました。
この記事(その5)では熱帯のディスプレイについて紹介します。
ここには巨大食虫植物をつくりました。
熱帯のディスプレイを設置する場所に大きな柱があったので、これを活かすために食虫植物の太い幹にしてしまえば面白いと思いついたのでした。(1つ前の記事で書きましたが、温帯の場所にあった柱は桜の木にしました。)
そして巨大な食虫植物の木の周りには、熱帯雨林が広がるイメージで、緑と青のバルーンの平面を敷きました。
バルーンの平面をつなぎ合わせている作業中の模様。まるで田植えのようなので、田植え作業と呼んでいます。
柱の周りにはハエトリソウをモチーフにした巨大植物。キバのような部分は透明なバルーンでつくってみたところ、しっくりきたので、たくさんキバを付けました。パックンフラワーみたい!って人気でした。
この巨大ハエトリソウの前にラフレシアの花を飾りました。ラフレシアは細かく編み込んだ5枚の花を、中心の明るいピンク色の周りに置いています。これだけ大きく作ると迫力があって、色も目立つので、たくさんの人が写真を撮っていました。
その周囲に熱帯に棲む動物達を飾りました。リスザル、ゴリラ、フラミンゴ、チョウなど。
柱の周りにバルーンを覆って、それらにハエトリソウやツルをしっかりと固定。バルーンとテグスだけでしっかり安定しています。バルーンアートは軽いので、吊ったり貼ったり引っ掛けたりといった展示はとてもやりやすいのが特徴ですね。重たい材質の作品だとこうはいかないでしょう。
簡単ですが、以上が熱帯のディスプレイでした。
このほか、乾燥帯にはバオバブの木をモチーフにした巨木とゾウ、キリン、ライオンを飾りました。
さらに寒帯にはペンギンたちの群れも。このエリアが一番人気だったようです。
写真はふーせん動物ランド@新潟県立自然科学館その1、その2の記事に掲載しています。
最後に下の写真は、今回つくった作品のなかで自分のお気に入りの作品。
「桜の木」、「タコと熱帯魚の海のリース」、「キツネ」、「サソリ」、「気球に乗った少年探検隊」 全ての作品は100%バルーンでつくっています。魚の目はプリントされてるバルーンを使っています。キツネと少年の目はバルーンで作っています。マジックペンで目を描くというのは作風に合わないので描きません。
以上、今回の作品展示のレポートでした。だいぶ簡単にまとめてしまいましたが、概要はお伝えできたと思います。
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